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小学校の英語教育への不安

2022.07.05 | 雑談

小学校の英語教育への不安

小学校の英語教育への不安
小学校で外国語を扱うようになって少し時間がたちましたが
文部科学省の調査で興味深い数字がありました

Q.小学校で英語を担当している教師のうち
 中学・高校の英語免許状を所有している教員は

A.なんと7.5%です(13人に1人)・・・

誤解のないように伝えますが
教員免許がある=英語指導が出来る、わけでもなければ
教員免許がない=英語指導が出来ないわけでもありません

とは言え、意外な数字ではないでしょうか、私は驚きとともに納得しました。

現在の中学英語は保護者世代と大きく異なり、英語を学んで2年目程度の内容から始まります
なので英語の教科書にも「小学校で学んだ単語」と言うコーナーが毎ページにあります
2年間初歩から学んできて出来ていることが前提の教科書です

ここまで含めて小学校の英語を指導しなくては中学以降に英語は上手くいかないと思います
…が小学校の英語担当で免状所有者は7.5%です

読む/聞く/書く/話すのうち、「話す」「聞く」に偏っているように強く感じます
もちろん上からの指示等の大人の事情はありますので
単純に小学校教員が悪いわけではありませんが生徒には関係のない事です

4技能は大きめの方向転換ではありますが、決して読む、書くを疎かにしていいわけではございません
小学校で習う数600語~700語、中学校で習う数1600語~1800語となっております。
小学校で単語をしっかり覚えて書けていない場合は、中学3年間で2400語ほど習得の必要があります
1か月80単語、毎週20単語覚えてギリギリです

「1週間」に20単語は出来そうですが、「毎週」20単語です、半分忘れるなら毎週に40単語です
思っているより多くないですか?
大学入試も各科目難易度は難しくなったり簡単になったり変動しますが英語だけは明らかに難化しています

英語は初期につまづくと取り返すのに膨大な時間がかかる科目です
なので最初期の小学校が一番大事です、この7.5%と言う数字は本当に不安です。
英語ってこんな感じ~楽~のように小学校で慣れ親しんでしまうと修正が難しいです
早めに対応していきましょう!

参考資料:文部科学省 2021年度:英語教育実施状況調査

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