多くの高校が2年生を前に文理選択の時期がやってきます
高校選びが最初の自分で決めた選択肢とすれば
文理選択は第2の選択肢・・・
大学選びという大きなの決断の元となる大事な選択です
医/歯/薬/獣など将来なりたい職業に大学が必須な場合や
考古学者など夢がある場合は、「決める」ではなく自動的に「決まる」のですが
多いパターンは、嫌いな〇〇(科目)を勉強したくないから理系(文系)
ゲームとか好きだし・・・理系!、文系の方が大学多いし文系!でしょうか
自分の将来に大きく関わることなのに高校生時点では気がつかない人が多いです
保護者はやきもき、生徒はうるさいなぁと反発、恒例行事です。
・自分が無知であることを自覚する
これが最初です、若者が無知なことは当たり前です。私の年齢になっても知らない事だらけです
人間の「知っている」「思う」というのは大抵は「イメージ」です、調べてみると意外なことだらけです。
保護者、学校の先生、もちろん私やうちの講師でも良いです、頭で考えるより知っている人にどんどん聞きましょう
・まず大学を調べる
一番多い後悔は「知らなかった(調べなかった)」ことです、時間だけは戻りません。
志望大学決めてから・・・あれ数Ⅱ選択していない、生物基礎だけではダメ、古典もいるじゃん・・
なんて話は毎年どこかで聞きます、合否の前に受けられないじゃん!!!
行きたい大学、学部が見つかって文理選択が決まるのが一番の理想ですね・・・
・決められないなら理系選択
これは王道です、分野ごとに学べる国語や社会と異なり数学は一続きです
一度途切れてしまうと、やり直すのに莫大な時間がかかります
なので文系を選んだ後に理系に変更するのは至難の業です
私立文系でも数ⅠAは必須になる流れは変わらないと思いますので、理系→文系はさほど問題がないです
・数Ⅰが既に壊滅しているなら文系
とは言え、高1の秋冬で数Ⅰが全く分からないのであればもう文系選択するしかないのも現実
高校1年生の段階で手が出なくなっている場合は中学数学で弱い部分が大幅にあるか
全く勉強していないことが予想されます
冬のうちに中学数学から全部やり直すぐらいの荒療治をしないと理系復帰は難しいと思います。
志望大学が数学必須にならないことを祈るのみです。
もちろん総合型選抜(AO入試)や学校推薦型選抜、内部進学など
様々な入試方法あありますので適切な選択はケースバイケースです。
大学入試は戦略が大きなウェイトを占めます
早くから対策すればするほど楽になりますし、選択肢も増えます。
本当に長く長くなるので、続きはまたいずれ