塾内模試実施①

いつもご覧いただきありがとうございます。

先月、教室では中学生の塾内模試を実施いたしました。

中3生は受験に向けての模試ということで本来であれば会場に行って受けてもらいたいのですが、コロナの影響で例年よりも会場の人数を制限している関係で申込みが難しく、教室にて実施を致しました。

そして、中2生は今回の塾内模試から志望校判定も出るようになったんので、試験前に志望校について考えてもらったりと、教室で行ったからこそ、今後に向けて生徒一人一人の課題も見えてきて、改めて定期的な模試実施の重要性を私自身認識することができました。

模試の受け方や入試に向けての課題がいくつか見えてきたので、何回かに分けて模試の受け方や対策などを紹介しようと思います。

まだ模試を受けたことがなかったり、自宅受験などで受けたりしている方などに見て頂くことがあれば、少しでも参考になればと思います。

まず今回の模試実施にあたっては、神奈川県の公立高校入試（成瀬台方面の生徒は都立高校入試）と同じ科目順で、１日で5科目受けてもらいました。

1日に5科目というのは、定期テストでもなかなか経験が無く、しかもすべてが50分間のテストなので、実質約5時間の長丁場となります。

やはりこのテスト時間という部分でフルに250分を使った生徒は少なく、早めに終わってしまって諦めてしまっても、その場で座って終了の合図を待たなければならないので、後半につれて集中力が低下し、後半の理科や社会を比較的得意としている生徒でも全然できていなかったりということがありました。

この点については普段の勉強において、あまりにこまめに休憩をとっている勉強のやり方だと、なかなか50分というテスト時間に耐えられなくなります。（当然テスト中は席を立ったり、飲み物を飲んだりもできません）入試は合計点の勝負なので、苦手科目を少し早めに終えて、次の科目に備えて休むという作戦もありますが、当然うつ伏せになって寝ているのは不正行為とみなされます。

しかし集中力を50分間も続けるというのは苦手科目であればあるほど難しいですので、普段の勉強でこまめに休憩をとる人は、同じ休憩でも椅子に座ったまま、その場で休憩をとるといった練習をしておくと良いかもしれません。