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成績向上に向けて

2021.07.29 | 成績アップ、点数アップに向けて

成績向上に向けて

成績向上に向けて
いつもご覧いただきありがとうございます。

事前に知っている方や、3学期制ですでに1学期の通知表が出ているかたはご存じかと思いますが、今年から通知表の観点別評価が変わりました。
一番分かりやすいところでいうと、これまでは4つの観点をそれぞれ5段階(A゜~Cなど)で評価し、その評価を元に最終的な5~1までの成績が決定していましたが、今年からは3つの観点を3段階(A・B・C)で評価し、その結果で5~1までの成績が決定します。

観点が4つから3つになったといって単純に1つ消えたというわけではありません。
私が最も気になったのは、これまでは“関心・意欲・態度”という観点だったものが消え、新たに“主体的に学習に取り組む態度”という観点として追加がされている部分です。どのように評価するのか資料を確認すると、《①知識及び技能を習得したり、思考力、判断力、表現力等を身に付けたりすることに向けた粘り強い取組を行おうとする側面と、②その粘り強い取組を行う中で、自らの学習を調整し ようとする側面、という二つの側面から評価します。》とあります。
こういった形で評価をしていくという具体的なものは学校や教科によっても違うのですが、“主体的”という言葉の意味が自らの意思で行動するということなので、これまで以上に言われたことだけを完璧にこなしていくだけでは評価されない可能性が高いです。授業中の挙手だったり、ノートやレポートの取り組みもそうですが、授業そのものへの取り組みを評価されていることを忘れてはいけません。
与えられた課題に対して、得意なことであれば早く終わった後に何か自分で考えて他の取り組めるか(例えばさらにより良いものにしようとブラッシュアップしたり、さらに発展的な問題にチャレンジしてみたりなど)、苦手なことであれば諦めずに取り組めているかなど、普段の授業の様子が評価されているという意識を持ってください。

ここからは私の個人的な感想ですが、“授業=仕事”、“先生=上司”と考えれば学校は会社とほぼ同じです。学校で主体的に取り組む姿勢が身についていれば、将来的に役立つからこそ、今回のような改善があったのではないかと思っています。今回の変更で、先生に言われたことをしっかりとこなして、テストでもそこそこ点数も取れているという子が、テストの点数はさほど変わらないのに成績が下がってしまうというケースがあるのではないかという点が少々気になります。もちろん塾の人間としては生徒の成績を直接つける立場にないので、あくまでも私の勝手な憶測ではあります。しかし子供たちの将来を考えたときに、少しでも主体性を身につけていけるような授業や、生徒との関りが絶対に必要なのだと思って生徒には接するようにしています。今通っている生徒たちも、いつかは英才個別学院を離れ社会に出ていくことになるので、一時的な勉強だけでなく社会に出て困らないような力を少しでも多く見につけていってほしいと思います。

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