やってはいけないワークの進め方

西浦和校ブログNISHIURAWA BLOG

トップ
教室のご案内
さいたま市の教室一覧
西浦和校
西浦和校ブログ
やってはいけないワークの進め方

2023.10.09 | 教室からのお知らせ

やってはいけないワークの進め方

やってはいけないワークの進め方
こんにちは。
英才個別学院 西浦和校です。

本日も朝から教室を開放し
中間テスト対策に向けて多くの生徒が
教室に勉強しに来ています。

今回の田島中の中3中間テストでは
理科が難しくなると予告されているようですね。
「ワークだけ進めて臨んでも50点ぐらいにしかならない」と。

要は今回の試験範囲は『化学変化とイオン』ということになりますが
ちゃんと仕組みを理解しておかねばならないということですね。

さて、これまでに30年近くの間
定期テストに向けて勉強する多くの中学生を見てきましたが
やってはいけない
ワークの学習方法について記事にしたいと思います。

それは
解答を近くに置き、それを見ながら解答を書き込んでいくという作業です。
これは、ただ解答を埋めるだけになってしまいます。
「定期テストの範囲分のワークは進めたけれど…」という結果になりかねません。
ワークをやったはずなのに点数にならないというのは
大半がこのケースです。

まずは何も見ないで
テストを解くように解答を記入していく。
×なら×で良いのです。
空欄だらけなら空欄だらけでも良いのです。
何も見ずに問題を解いてみて
一度頭を使ってみることによって
×になってしまったところ、空欄になってしまったところ
それを認識することによって
「これを覚えないと問題が解けないのだな」ということを
認識することこそが大切なのです。
そして、それを覚える。
その上で2周目の演習に入るわけです。

皆様も経験があるかもしれません。
「暗記モノのために単語カードを作ってみよう」としたときに
その単語カードを作っているうちに覚えてしまって
作った意味がなかったというような経験。
これは
単語カードを作ろうとした時点で
覚えねばならない単語・用語を自分で吟味し
そのための問題文も自分で作っているので
その間に頭の中に入りやすくなるのです。

そこまで問題文に集中しながら
ワークの解答を見ながら書き込むのであれば
多少の効果は出てきそうですが
多くの生徒が
ほぼ頭を使わずに解答を書き込んでいくため
ただの写経のような作業になってしまうのです。

私は専門家ではありませんが
写経だって何も考えずに書いても
あまり意味がないのですよね?

また何も見ないで考えることによって
それだけ脳を刺激します。
その頭の中から捻りだすということも
頭を良くしていくために必要なことです。

入試のために内申のために
定期テストの勉強をする。
というところから
高校生に入ってからも通用する
勉強方法を身につけるということ。
こちらの方が本当は大切なのですよね。

OTHER他の記事

無料体験・相談 資料請求
無料体験・個別学習相談会
資料請求