2023.12.15 | 教室からのお知らせ
定期テストの結果の見方は要注意です。
こんばんは。
英才個別学院 西浦和校です。
昨日は
ここのところ中1・中2生からの
お問い合わせが増えています
というようなことを記事に致しました。
今回はもう少し掘り下げて
お話ししていきたいと思います。
この2学期の田島中の定期テスト結果を振り返ってみると
中1では中間テストの平均点がかなり低く出ました。
また中2では平均点の大幅な下降はなかったのですが
難しくなったと感じた生徒が多くいた様子です。
たとえば数学では平均点は40点台となっていますし
お問い合わせ頂いている皆様からは
「試験範囲内の問題だけど、こんなの学校でやったことがない」
というような出題や
「問題数が多くて解ききれなかった」
という声も聞かれます。
他の地域では、ちょっと前からこの傾向はありましたが
いよいよこの地域でも始まったというところです。
この傾向というのは
要は定期テストの出題基準が変わったということです。
一昔前のように
真の理解をしていなくても
ワークを何度もやって覚えていたり
定期テストの過去問をやり込んでいれば得点できる
といったような出題内容ではなく
真の理解が求められる出題内容になったということです。
よく使われる言葉ですが
定期テスト前に一夜漬けで凌ぐということや
定期テスト前の1週間前になり部活が休みになってから勉強しただけでは
対応できないようになっています。
問題数が多く時間切れというのも
要は練習不足ということです。
ちゃんと理解して
それを何度も反復して
反応速度を上げることが必要であり
そのためには
定期テストのだいぶ前から準備を進めねばならないのです。
1週間、2週間頑張ったところでは
跳ね返されてしまう結果となってしまいます。
そして注意せねばならないのが
平均点の見方です。
平均点を越えている
平均点よりも20点ぐらい高い
から大丈夫とも言えないのです。
得点の分布図が2コブラクダのようになっていて
得点できている子は普通に80点、90点以上と得点している一方で
苦戦している子は20点台、30点台となってしまっている中で
結果、平均を出すと40点台ということなのです。
この状況の中で平均点は越えているから良いとしてしまっていると
先々、北辰テストなどのような偏差値の出るテストを受験した時に
「こんなはずではなかった」
というような結果になりかねません。
そもそもオール3というのは真ん中ぐらいの成績というものでもなく
オール3で9教科の内申点の合計が27ぐらいとすると
どのあたりの公立高校の適正内申になるのか?
きっと思っているよりも選択肢が少ないことでしょう。
毎年入れていく施策ですが
英才個別学院 西浦和校では
今年の冬も今後に向けての対策を入れていきます。
定期テストの前になって準備を始めるのではなく
この冬休みにどれだけ準備をしておけるか?
これが学年末テスト、次学年の中間テストの結果につながっていきます。