2021.01.28 | 学習アドバイス
【中学校の教科書改訂】改定内容を簡単に(英語)
2021年度(この4月から)は中学校の教科書が変わります。
今回は大幅な改定となりますので、しっかりと確認し、準備をしておきましょう。
★英語
・単語数が約2倍
これまでの習う単語数は中学校で1,200程度でしたが、小学校で600~700語、中学校で1,600~1,800語、併せて2,500語程度となります。
・文法内容の大幅な前倒し
現在中2学習内容 → 中1学習内容に
過去進行形、be動詞の過去形、未来形、接続詞that
現在中3学習内容 → 中2学習内容に
受動態、現在完了形
現在高校内容 → 中3学習内容に
仮定法、現在完了進行形、原形不定詞
これらの変更にもかかわらず、学校の授業時間は変わりません。
つまり、これまで以上の詰込みにならざるを得ず、一人ひとりの理解を確認せずに先に進んでしまう可能性があります。
では、どのように対策をすればよいのでしょうか。
そもそも学校の授業の前提が・・・
「小学校で習った単語や文法は理解している」
というスタンスで行われます。
これまで中1の後半で習っていた「can」は中1の最初の単元でbe動詞と一般動詞とともに扱われるケースが多くなっています。
そこで、中1の皆さんは
①小学校で教わった単語を「書けるように」しておく。
→ 定期テストでスペルを書けないと減点になります。
英検5級の単語帳をマスターしておくとよいでしょう。
②be動詞、一般動詞の区別、canの練習
その他の学年の皆さんは、これまでの学年の理解不足がないように注意しましょう。
通常、春期講習では「次学年でスタートダッシュを決めるために」予習を行う生徒さんが多いのですが、今年は少し様子を見ながら進めていきます。
次回は数学について話します。