2022.02.24 | 学習アドバイス
【春の学習アドバイス_新中1(現小6)】英語と数学のポイント
【春の学習アドバイス_新中1(現小6)】英語と数学のポイント
最初のテストでスタートダッシュを決めるために、この春に以下の準備をしておきましょう。
<英語>
教科書の単元を2章分くらい予習。
数字、曜日、月の名前など特殊単語を書けるようにしておく。
教科書の最初に載っている挨拶が言えて理解できるようにしておく。
英検5級まで取得できればなお良し。
ご存知の方も多いと思いますが、2021年度に中学校の教科書が大幅に変更となりました。
高校単元の英文法が中学に降りてきたり、これまで中3で教わっていたことを中2で習うようになったりと難易度が上がっています。
それに先立ち小学校でも教科書改訂があり、英語の評価を付けられるようになりました。
ただこの時、文科省は「英語嫌いを生まないように」と様々な工夫をしました。
その影響が悪く出てしまったのが現中1(新中2)の世代です。
英語を楽しく学ばせるように、挫折感を味合わせないように、ということでペーパーテストの難易度が低かったり、通知表の評価が良かったりしました。
その結果、テストでも高得点が取れるし成績表の評価もいい、だから僕は・私は英語が得意なんだ、と思う児童、保護者が多くいました。
ところが、中学校に上がって単語や文法が全く分かっていないことが露見し、1学期のテストで散々な結果が相次ぐ「中1ショック」なるものが発生したのです。
コミュニケーションだけでなく、しっかり単語を書けるか、文法的に理解できているか、そういったことをしっかりと行って中学に上がりましょう。
<数学>
正負の数、文字式まで終わらせる。
小学校の
分数
割合
単位
文字式
平均、単位量あたり(ここに速さが含まれます)
の理解が低い場合はその単元の復習
正負の考え方は非常に重要なところです。
詳細は直接お話ししますが、今後の「関数」にも関わるので数直線の理解はしっかりしておきましょう。
できれば文章題まで終わっているのが理想です。
また中学校に入ってから文章題が多く出されますが、小学校で習う割合や速さが絡んでいますので、苦手意識がある場合はそこの部分の復習も行いましょう。
数学だけでなく理科でも割合(濃度)を使う単元が出てきますのでしっかりとマスターしておきましょう。
特に最初の単元である「正負」の文章題としてよく使われるのが「平均」の考え方です。
中学校で実際にどんな問題が出されたのかを春休みのうちに触れられれば理想的です。
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