【受験期のストレスと向き合う】その行動って心理学的にはどうなの?
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2025.07.29 | 学習アドバイス
【受験期のストレスと向き合う】その行動って心理学的にはどうなの?
【受験期のストレスと向き合う】その行動って心理学的にはどうなの?
東京都杉並区永福町の個別指導塾、英才個別学院です。
いよいよ夏期講習がスタートします。受験の天王山である夏休み、しっかり成長しましょう!
さて、受験勉強が厳しくなると様々なストレスがかかってきます。自分でも気づかぬうちにいろいろな思考や言動をしてしまうこともあると思います。今日は勉強からの逃避がどのような思考や言動に表れる可能性があるのかを見ていきます。考え方の補助線として心理学の「防衛機制」を参考に見ていきましょう。
〇ゲームばかりしている子が「勉強しようと思えばいつでもできるんだよ」、「やればできるんだよ」と強がる
「否認」という状態。
出来事の一部や全体を拒否し、存在しないことにすることです。ゲームやスマホに依存状態にあるにもかかわらず、「やめようと思えばいつでもやめられる」と自分の症状を認めないことです。ゲームやスマホに使っている時間を可視化し、学習時間の少なさを自覚しましょう。
〇親や兄弟姉妹に八つ当たりする、過食に走る
「置き換え」という状態。
成績が上がるという「本当の欲求」を抑圧し、身近で手に入れられる欲求を満足させることで充足することです。八つ当たりは困りますが過食は健康を害さない程度なら仕方ないかもしれません。受験期に体重が増えるのはよくあることでもありますし・・・。
〇「しょせん受験のためだけの勉強、将来役に立たないよ」などと一見正論に思えることを考えたり言ったりする、「どうせ偏差値の高い学校には行ってもついていけないから底辺校でいいよ」とあきらめの良いことを考えたり言ったりする
「合理化」という状態。
満たされない(成績が上がらない)欲求に対してもっともらしい説明を付けることで認めがたい現実から目をそらすことです。中学まで、高校までの知識がないと次のステージには進めないことは本人も分かっているわけで、冷静になる時間が必要かもしれません。あまりにもこういう思考が続くようであればハローワークに行って中卒、高卒でできる仕事を探してみるのもいいかもしれません。ちなみに私は高校時代この症状のかなりの重症で、実際に高3の夏にハローワークの高卒求人を見に行ったことがあります。現実の厳しさを見てようやく目が覚めた思い出があります。
〇勉強が苦手だからスポーツや芸能活動に打ち込む、その道でプロを目指す。
「補償」という状態。
勉強に劣等感を感じている場合、他の部分を優位にしたり優位に立ったりすることで劣等感を埋めようとすること。スポーツでも芸能でもプロの世界で活躍できるために必要なことはいろいろあると思いますが、私が大事だと思うのは「周りから応援される」ことだと思います。あなたは周りから応援されるような明るさや人望を持っていますか?また今の時代、ネットの発信により注目されることが可能になっています。小説や詩、絵画などの発表の手段は多くありますので、本当に実力があるなら10代から注目されていてもおかしくないでしょう。
〇「勉強なんてちっぽけだ、もっと大きなことに挑戦するんだ!」と考えボランティア活動や政治活動に参加する。
「昇華」という状態。
社会的に認められない(成績が良くない)状態を、社会的で価値のある行動へ転じたり別のより高い目標を求めたりすることで心を満たすこと。決してボランティア活動や政治的な主張を行うことが悪いわけではありません。しかし、まずは目の前の自分のことをきちっとできてから、というのが理想ですね。また、勉強から逃げているような状態で「環境問題」や「貧困問題」など大きなテーマに取り組むと、ある一つの思想にハマってしまう可能性もあります。大きなテーマを考えるのは様々な考えを身に付けてからでも遅くないと思います。
少し厳しいお話もあったかもしれませんが、上記の現象は勉強に疲れた時に誰しもが多少は考えたり行動をしたりすることがあるものだと思います。
家族や友人への感情から壮大な理想や使命感が生まれた時まで、それって勉強のストレスからの「逃げ道」としての思考になっていないか、ということを一度冷静に立ち止まって考えてみると良いと思います。
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