2021.06.29 | 雑談
基礎の習得
基礎が大事 よく聞きますよね
これはあっているようで、誤解されている部分があります。
正確には 基礎(のしっかりとした習得)が大事、ということです。
今回の中学3年生のテスト範囲でいえば2次式迄の因数分解でしたが
1.ワークを全部やった
2.因数分解が苦手ではない
3.ワークの因数分解は全部解けた
4.いつでもワークの問題は解ける
5.因数分解で解けない問題はない
6.どの問題でも見た瞬間に分かる
7.見たことない問題でも解ける根拠がある
8.上記を整理して他人に教えることが出来る
人によっては、2で「出来る」という人もいれば、5で初めて「出来る」という人もいます
因数分解の「習得」と言えば、私の感覚では7です。最低でも6
基礎を身につけるというのは、それぐらいの感覚でないと使い物になりません。
雑な習得でも良い科目、雑な習得ではダメな科目、それぞれあるので
全てにこだわりすぎるのは良くないですが
「出来るかどうかは自分で判断することは危険」という認識を常に持つことが大事です。
自分で出来ると判断して、宿題をさぼる、ワークを周回しない、難問に挑む、全て非効率です。
私は世間に溢れる根拠のない「勉強のやり方」「一発逆転方法」なんてものが大嫌いです
勉強が苦手な生徒は、例外なく「基礎の習得」を自分基準で行ってしまっていることが原因なので
やり方や方法なんかで上がるわけないと考えています。
昭和的ですが出来るまでやらせるしかない、が真理だと思います。
最低限の量をこなさない限りは質を上げる段階に行けません、質が低いと成績が加速しません
この続きはまた後日・・・