高校生も個別指導が主流になる

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高校生も個別指導が主流になる

2021.10.04 | 雑談

高校生も個別指導が主流になる

高校生も個別指導が主流になる
仕事がら教育系のYoutuberをよく見ます

一部のものは本当に良く出来てます、今の子は恵まれてるなぁ…
私は高校生の頃も塾に通っていませんでした、田舎なのでレベルの高い塾がない!
なので新幹線に乗って池袋の河合塾まで夏期講習を受けに行ったぐらいです

今の子は無料で、レベルが高くわかりやすい教育を受けられるのかぁと羨ましい
高い基礎力と自己管理力さえあれば、youtubeと自学だけで東大すら行けちゃう
正直集団塾や予備校の存在意義を危うくするレベルです
いずれYoutubeだけでカリキュラム作るアドバイザー的な仕事が生まれるんじゃないかと思います

ただ問題もあり、ある程度ハイレベルの生徒に特化したものが多いことと
中には「どう考えるか」まで踏み込んでいるわかりやすいものもあります、が前提とされるレベルはそれなりに高い
①パターン的思考は踏み込めても、深い思考までは伝えきれない
②中間層以下向けに適したチャンネルが少ない
事が問題かなと。
不特定多数が相手の配信(授業)ですと、どうしても相手が「〇〇までは理解している」前提が必要です
なので生徒「に」合わせる、ではなく生徒「が」あわせる、ことが必要
中間層以下向けの動画が少なく感じてしまうのは、どのラインに設定すればよいか難しいからだと思います。

誤解のないように記載しますが、本当に良いです
私が見てもほれぼれする解説をする年下の人がいっぱいいます、ただ中間層の人には理解難しいかなと。


この記事を書くきっかけは、土曜日の高2生徒の授業です
飛ばそうとしてた問題ですが興味がありそうだったので急遽扱うことに。

実数aに対して、aを超えない最大の整数を[a]で表す
10000以下の正の整数nで[√n]がnの約数となるものは何個あるか (東京工大) 

このような問題は[a]ガウス記号と言えば…という解き方はあります
家でyoutubeでないか探すと3件ぐらい扱っていましたが、いずれもこの方法です

ただその方法を使わなくても初見で5分かからず解けました、最後の微修正は高2の生徒に気づかせて解答も正解。
本当に「自分ならどう考えるか」「手を動かすか」「推測するか」を生徒のレベルに合わせて実演
難しい問題に見えますが、本質さえ掴めばこの問題は中学生でも解けます
youtubeにも参考書にも載っていないけど、数学が得意な人は身につけている技能です
答えが見えてきたとき生徒も「おおっ!」「何か答え出ちゃいましたね!」と興奮気味(私も)
数学の面白さは、無関係に見えるものから回答へつながる道が見えた時でもあります

一緒に解き、一緒に考え、一緒に喜ぶ、それを個々人の目標に合わせて導く。
これが個別指導の一番良い所であり、他では難しいところだと思います

早かれ遅かれ映像系のコンテンツは無料が主流になると思います
そして高校生も対面授業、個別指導が主流という時代になると思います。

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