2024.01.17 | 中川先生のつぶやき
学年末テストの対策方法
こんにちは!
英才個別学院住吉校、講師の中川です!
1月も下旬になろうとしていますね。
先週末には東京でも初雪⛄を観測し、
まだまだ厳しい寒さが続くことでしょう。
1月も終わりかけですが、
先生は正直まだ年末年始気分です......
さて今年度も残りわずかとなりました。
もう次の学年の準備へと行きたいところですが、
中学1、2年生には大きなテストが待ち構えています。
そう、「学年末テスト」です。
●学年末テスト日程
深川第四中学校 2/26~28
深川第七中学校 2/26~28
1年間の成績が決まるビッグイベントなのですが、
前回の定期テストから3か月も間が空くので、
テスト範囲が広い!!!
いつもの定期テスト対策だと手に負えなくなるかも......
そうなる前に!
学年末テスト対策で意識してほしいことを、
🔳問題傾向
🔳苦手な単元
🔳点数の取り方
上記の3点からお話します!
学年末テストの問題傾向
学年末テストは他の定期テストと比べて、
テスト範囲の広さが特徴です。
前述のように前回テストから間が空くので、
その分学習する新単元が多いことに加えて、
前期から学習した単元も出題されることがあるからです。
試しに昨年度の学年末テストの問題傾向を、
四中、七中で見てみましょう。
●昨年度学年末テスト問題傾向
◇深川第四中学校2年生(全4題)❶~❹ 4章「平行と合同」、5章「三角形と四角形」(100点)
1年生(全10題)❶ 2章「文字と式」(2点)、4章「比例と反比例」(24点)
❷❿ 7章「データの分析と活用」(18点)
❸❹❾ 6章「空間図形」(33点)
❺❻❼ 4章「比例と反比例」(17点)
❽ 2章「文字と式」(6点)
◇深川第七中学校2年生(全11題)❶~❸、❼~❿ 4章「平行と合同」、5章「三角形と四角形」(66点)
❹~❻、⓫ 6章「確率」(34点)
1年生(全10題)❶ 1章「正負の数」(7点)、2章「文字と式」(3点)
❷ 3章「方程式」(6点)、4章「比例と反比例」(4点)
❸、❽、❿ 5章「平面図形」(23点)
❹~❼、❾ 6章「空間図形」(57点)
学校によっても学年によっても違いはありますが、
1年生は大体すべての単元が範囲になってますね。
教科書のページ数にするとざっと200ページほどです。
2年生は図形単元が中心に出題されていますね。
1年生と比べてそんなに大変ではないように思えますが、
実は点数が取りづらい問題なのです。
苦手な単元→「証明」「空間図形」
2年生の主な単元は
「図形の性質」です。
同位角・錯角を使った角度の問題や、
等積変形を利用した面積の応用、
そして多くの人が苦手とする問題として、
「証明」があります。
問題の性質が他と違うので、
とりあえず数をこなそうという対策は難しいですし、
単に暗記しようとしてもなかなか定着しません。
証明の学習方法として主に3つ、
①図形の知識を知る
②順序だてて説明する練習
③書き方のルールを身につける
この3つを意識して学習しましょう。
1年生は「空間図形」につまずきます。
立体の問題に慣れていなかったり、
立体が頭の中で想像しにくいと、
空間図形に対して苦手意識を持つようになります。
図形というのは慣れていく必要があるので、
多くの問題に触れていくことが大切です。
空間図形の学習方法として主に3つ、
①立体を書き写してみる
②平面に置き換えて考える
③演習量を増やす
この3つを意識して学習しましょう。
証明や空間図形の学習に関してお困りでしたら、
お気軽にご相談ください!
点数の取り方
なにも苦手単元ばかりに執着する必要はありません。
自分が自信をもって点数取れる問題を、
本番取りこぼさないようにすることが、
点数にそのまま直結してきます。
苦手意識がある単元ほど、
克服するのに一定の時間は必要なので、
数学苦手な子に関しては、
得意単元、計算単元を伸ばすと良いです。
高得点を目指す子は、
苦手単元で他の子と差をつけましょう。
さて今回は学年末テストの対策についてお話ししました。
いかがでしたでしょうか。
昨年度の学年末テストの問題が気になる方は、
住吉校にお気軽にお問い合わせください!
感染症が流行る時期でもありますので、
体調崩さないように、
体を温めて免疫を高めましょう♪