秋津校ブログAKITSU BLOG

トップ
教室のご案内
東村山市の教室一覧
秋津校
秋津校ブログ
計算ミスをなくす魔法(1)

2021.08.05 | 勉強法

計算ミスをなくす魔法(1)

計算ミスをなくす魔法(1)

こんにちは!

今回は保護者様向けにお伝えしたいと思います。



英才個別学院の伊藤と申します。どうぞよろしくお願いします。


今回のテーマは、「計算ミスのなくし方」です。


お子さまが算数/数学を勉強されていて、ちょっとした計算ミスを見て、「もったいない」「この問題は正解できたはずなのに・・・」と感じられることはありませんか?


算数/数学において計算ミスはつきものですが、せっかく理解している問題なのに点数に結び付かないのはもったいないですよね。



今回は、そんな計算ミスにフォーカスしていきます。


まず、計算ミスをなくすためには、お子さま・保護者様が、計算ミスを【重大なミス】と捉えることからスタートしましょう。





テストが返ってきて、「この問題は計算ミスだったんだね、もったいなかったね、次からは気をつけようね」と保護者様がお子さまにお伝えすると、お子さまは、「計算ミスだったんだ。もったいなかったな。次回は気をつけよう」と思ってくれると思います。





しかし、お子さまはこれで「次回は絶対に計算ミスをしないようにしよう」「次回は確実に計算で点数が取れるようにしよう」と思ってくれるでしょうか?





残念ながら、おそらくほとんどのお子さまは、この計算ミスが、「ちょっとしたミス」という認識で、その場では気をつけようと思っても、次のテストでは忘れてしまって、気をつけることができないと思います。場合によっては「ケアレスミスだから仕方がない/直しようがない」という風に思ってしまうお子さんも・・・。




そうして、計算ミスがなくならず、気がつくと中学生・高校生になり、計算ミスでずっと悩むことになります。


これはとても怖いことです。





 





そのため、まずは意識から変えていくことをお勧めします。





計算ミスは、【重大なミス】です。





しかし、計算ミスは【修正可能なミス】であることも同時にお伝えさせて頂きます。

では、どうやって計算ミスをなくしていくのか?


いくつか方法がありますので、計算ミスをなくす簡単な方法と、そのやり方を5つのステップでご紹介します。


1、数字を丁寧に書く


最初のうちは計算スピードが落ちたとしても、「数字を丁寧に書く」ということからスタートです。


60や、71など、見間違いの多い数字は特に気をつけなければなりません。


2、ノートを半分に分ける


ノートを用意する際には、マスの大きな方眼ノートを使用しましょう。


そして、ノートを半分に区切ります。


左側が問題を書き写す欄、右側が筆算や計算の欄です。


そして、筆算でも、ちょっとした計算でも、必ず方眼ノートに合わせて計算します。



3、分数はノートを2段使用する


分数が出てくる中学年〜高学年のお子さまですと、ノートの1段に分母と分子を両方書いてしまうことがあります。


これは、字が小さくなるので、計算ミスに繋がりやすくなるので、分数のーが1段目と2段目の間の線にくるように2段使って計算しましょう。


4、途中式・筆算は省略せずに書く


よく、「ノートを綺麗に書きたいから、途中式や筆算を消す」というお子さまを目にします。


しかし、計算ミスの原因は、途中式や筆算にあることが多いです。


ですので、必ず計算した痕跡は残すようにしましょう。



5、姿勢を正す


一見、計算ミスと姿勢は関係ないと思われがちですが、姿勢が悪いと、脳への血流が悪くなり、脳が酸欠状態になり、集中力に欠けてしまうということが脳科学で分かっています。


姿勢を伸ばし、正しい学習姿勢で取り組みましょう。机に顔が近い生徒は視野も狭く、ミスも増えます。利き手と反対の手を添えることによって集中しやすくなりミスを発見する率が上がるということもあります。






この5ステップで、初歩的な計算ミスは改善されます。


お子さまに当てはまるご様子があれば、是非改善をしてみてください。



計算ミスが少しずつ減っていきます。





 





------------------------------------------------------------





 





■おわりに





最後までお読み頂き、ありがとうございました。





次回は計算ミスをなくすために応用編になります。





次回も是非ご覧ください。





 





------------------------------------------------------------

OTHER他の記事

無料体験・相談 資料請求
無料体験・個別学習相談会
資料請求