永福校ブログEIFUKU BLOG
2023.11.11 | 課外授業
模試の解き直し 「正答率」に注目
模試の解き直し 「正答率」に注目
東京都杉並区永福町の個別指導塾 英才個別学院 永福校です。
受験生は本格的に受験勉強が始まります。
模試も1回1回が真剣勝負です。
模試で大事なことは解き直し、という話はよくしますが、解き直しの優先順位を決めましょう。
注目すべきは「正答率」です。
模試には各問題の「正答率」が記載されています。
簡単に言うと正答率90%というのは100人中90人が正解できる問題、正答率10%というと100人中10人しか正解できない問題。
当然正答率が高い問題の方が簡単だということです。
解けるようになりたい問題の目安は、
「100―目指す学校の偏差値=正答率」(算数オリンピック大会顧問の金廣志氏談<日本経済新聞2023/7/25>)
例えば偏差値65の学校を目指すなら、100-65=35で正答率35%くらいの問題は正解したいところ。
私のこれまでの経験を振り返ってみてもこの式は理に適っていると思います。
まだ目標が明確ではない生徒さんは、まずは「正答率50%以上」で間違えてしまった問題に取り組んでみましょう。
2人に1人が解ける問題をものにできれば、それだけでライバルより一歩先を行ったことになります。
もちろん、理科や社会などの暗記科目でそもそもの知識が入っていない場合はまずはインプットをしなければなりません。
この場合、正答率は気にしないでください。
「周りも覚えていないからいいや」と思ってはいけません。
以前社会が得意な先生が模試で偏差値90という数字を出したことがあったそうですが、要するに周りが知識のインプットができていないで、自分に知識があればそのような現象が起こるわけです。
暗記項目は正答率など考えずにどんどんインプットしましょう。
受験で満点を取る必要はありません。
限られた時間の中でできることを効率よく進めていきましょう!
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