文化史でふり返る日本史 鎌倉時代②

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文化史でふり返る日本史 鎌倉時代②

2023.11.04 | 課外授業

文化史でふり返る日本史 鎌倉時代②

文化史でふり返る日本史 鎌倉時代②
文化史でふり返る日本史 鎌倉時代②



東京都杉並区永福町の個別指導塾 英才個別学院 永福校です。



今回は鎌倉新仏教についてです。

前回の記事は<こちら



本当に仏様の救いを必要としているのは、お金も教養もなく、虐げられている人たちではないのか。

その人たちが救われるためには、簡単な教えであればあるほどいい。



そこでまず法然浄土宗を広めます。

ただただ念仏を唱えれば極楽浄土へ行ける、ということです。

難しいお経はいらない、立派な仏像もいらない、身分の貴賎も関係ない、ただただお念仏を唱えれば救われますよ。

この簡単な教えは草木がなびくように庶民の間に広まっていきました。



その法然のお弟子さんが親鸞です。

浄土真宗の開祖です。

同じく念仏を唱え、「悪人正機説」を唱えました。

この「悪人」という言葉ほど誤解を与えている言葉はありませんが、簡単な説明と浄土宗、浄土真宗の違いは長くなるので割愛します。



その念仏を庶民にあまねく広めたのは踊念仏の一遍でしたね。

時宗(じしゅう)といい、ちょうど8代執権北条時宗(ときむね)の時代に活躍したので覚えやすかったと思います。



念仏系に対して、自力でお悟りを開こうというのが禅系です。

栄西臨済宗道元曹洞宗

違いについても長くなるので別の機会に。



それから「南無妙法蓮華経」の日蓮宗



色々と宗派が出てややこしいですが、共通しているのは「教えが簡単であること」。

念仏を唱えるだけ、座禅をするだけ、お題目を唱えるだけ、といった感じです。

なぜなら、忙しい庶民や武士が行うためには複雑な修行では受け入れられなかったからです。



念仏系
浄土宗法然
浄土真宗親鸞 悪人正機説

時宗一遍 踊念仏



禅系
臨済宗栄西 幕府から保護

曹洞宗道元 只管打座



題目
日蓮宗日蓮 南無妙法蓮華経



これは丸暗記してください。

そして、これらが出てきたら「鎌倉時代」と覚えておきましょう。







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