2020.10.23 | 2020年過去ブログ
(続)小学生に塾は必要か~わからないは蓄積されて急に表面化する~
こんにちは!英才個別学院 住吉校 室長の坂本です!
小学校、中学校、高校の中でもっとも入学時の学力に差があるのは中学入学時ですよというお話は以前しましたが、
そもそも、何年生くらいから理解度に差がついてくるのでしょうか。
もっとも差が付きやすい算数(数学)のお話をします。
算数(数学)嫌いの始まりに関しては過去のブログも見て頂けると嬉しいです。⇒ここをクリック
算数嫌いに伴って、理解度、テストの点数にも差が出てくるのは小学校5年生ごろからです。
4年生まではそこまで算数が苦手、嫌いでもなかった子も急に算数が苦手、嫌いになる事もあります。
小さくて少し見えずらいかもしれませんが、右の図は小学低学年~中学3年生までの算数(数学)系統図です。
矢印でつながっているのが単元の関係性を示しています。
学校では、その単元を完全に理解していなくても次の単元に入らざるを得ません。
だから、仮に算数のテストで70点でも理解度がそのまま次の単元に入ります。
そして次の学年で前の学年の単元と関係する単元を入ったときにベースの理解度70%ラインからのスタートになります。
低学年の理解度70%、中学年の理解度も70%とすると高学年になって関係する単元を学ぶ際のベースの理解度は
70%×70%=49%で49%スタートになります。
確かに高学年になると単元そのものの難易度もあがりますが、
そもそもの基礎知識の観点で見てもわからないをそのままにしておくと急に算数が苦手に陥ることはこういった理由です。
だから、今ではなく将来的な学習まで見越して今の成績を見ることをお勧めします。
学習状況を見る際に、テストの点数以外でいうと、宿題をしているときの様子やノートの書き方を見るのがお勧めです。
理解度の高い子は、宿題もスムーズです。そしてノートもきれい。
経験上ノートに関しては、字が汚い、途中式を書かない、ひっ算が雑な生徒はあとあと苦労します。
今すぐ出来なくてもそう痛みを感じないことも積み重なれば痛みを感じることもあるという事です。
英才個別学院では、まずはその子の苦手を発見することから始めます。そして苦手な部分だけ集中して行います。
だから実は苦手な単元があったことに気づいたり、逆に苦手と思っていたけど実は出来ていたこともあります。
英才個別学院住吉校では小学生の生徒も応募しておりますので、少しでも学習状況に不安を感じることがあればご相談下さい。
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テスト後の解きなおし、次回テストに向けての学習計画、学習習慣の改善など
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