★国語「情報の扱い方」が新しく設けられました。
文章内の図版やグラフの読み取りも重要となります。
より論理的思考、数学のデータ読み取り能力が必要となります。
数学力がいろいろな科目に影響してきそうですね。
それでもキーワードは『論理力』です。これをどのように磨いていくかがポイントです。
★理科中学3年生の化学で高校範囲の「ダニエル電池」が追加となります。
ボルタ電池の欠点を補う電池ですね。面白い単元だと思います。
遺伝分野の「優性」「劣性」を「顕性」「潜性」に変更。
その他漢字表記に改められる単語があります。(「爬虫類」、「脊髄」など)
漢字をしっかり書けるようにしておくことが、とても大事です。漢字練習しましょうね!
★社会地理
中学1年生の早い段階で時差計算が導入されます。
全体的にボリュームは減少。
歴史
高校との接続を強化するため世界史のボリュームが増えます。
高校では日本史と世界史がくっついて「歴史総合」になりますからね。
公民
情報化の進展を反映して新しい用語が出てきます。
例)人工知能(AI)、IOT、フィンテック、クラウドファンディング、ビッグデータ、仮想通貨、SNS、など。
今の時代を映す用語満載ですね。個人的にはどのように教科書で紹介されるのか楽しみです。
〇対策
「勉強」になる前に興味を持つ。
これが一番かもしれません。
日々ニュースや自然に触れあって、いろいろなことに興味と疑問を持って、好奇心を持って取り組みましょう。
特に中学生向けに簡単に教えてくれるタイプの特集は見ておいた方が良いです。
というわけで、三日間にわたり、『【教科書改訂】中学校教科書の改定内容を簡単に』ということでやってきました。皆さんいかがでしたか?
教科書改訂で難しくなったり勉強量が増えたりするのはある意味仕方ないことですが、その裏にあるポイントは「論理」です。論理を読み解く力をつければ、恐れるるに足らず!
困る前にぜひ、当学院にご相談ください。