今回は、保護者の方と面談などをしていて、意外と知られていないこと、勘違いしやすいこと、お子様の方に兄弟がいて、上の兄弟の時の古い入試制度の知識で止まってしまっていることなどを紹介していきたいと思います。
比較的専門学科系の高校やクリエイティブスクールに多く見られますが、一部普通科でも面接実施の高校もあります。
④ 2次選考と2次募集は全くの別物:★★★
面談などで、「2次選考での合格の可能性」をお伝えすると、「定員割れにならないと厳しいですよね」だったり、「3月の入試はちょっと…」など2次募集と勘違いされている保護者が意外と多いです。
〝2次募集〟は2度目の募集ということで、定員割れとなった高校が再度募集をし、入試を行っていくものです。
では〝2次選考〟はどういうものかと言うと…
実は、受検機会は1回とお伝えしましたがその中で合格者の決め方(選抜方法)には2通りあり、その2つ目の選抜方法のことを言います。
1つ目の選抜方法は、評定(中2,中3の成績)と学力検査の合計で上位から定員の90%を合格としていきます。残る定員の10%は評定ではなく、中3時の通知表の観点別評価(主体的に学習に取り組む態度)を点数化したものを学力検査と併せて上位から選抜していきます。この10%を選抜する方法が2次選考と呼ばれ、大半の高校が学力検査の割合を高くしているので、成績が低くても本番で点数が取れれば合格となる可能性も高くなります。
当教室においては、受験対策を行う中3生において、1次選考での合格を目指す場合と、2次選考での合格を目指す場合とでカリキュラムも変えています。一緒に受験を戦っていく上で、より本人の学力や性格にあったカリキュラムで効率的に合格を目指していきます。
⑤ 長期欠席者は調査書等の資料無しで学力検査のみでの選考も可能:★★★★★
かなり特殊な例のため、ほとんどの方は知らなくても良い情報ですが、当教室のように個別指導塾では比較的相談を受けることが多いため紹介させて頂きます。
訳あって学校にほとんど行けていない、いわゆる不登校の方というのは学校の授業が受けられていなかったり、定期テストも受けていなかったりとなるため、通知表はオール1やオール1に近い成績になります。そのオール1という通知表で受験に挑んでも、1次選考は勿論、観点別評価(主体的に学習に取り組む態度)もほぼ〝C〟のため2次選考すら厳しい戦いになってしまいます。そういった方のために申請をすれば、1次選考の時点で、評定を含まずに、学力検査の点数のみで、1次選考での合格者に相当する者であるかを判断して選考されます。(一部参考にできる資料の活用はあります)
実は当教室においても昨年、この制度を利用し、不登校により通知表がオール1だった生徒が偏差値50以上の公立高校に合格しました。
学校で授業を受けていないため、受験勉強においてほとんどの科目が全く何も知らない状態からのスタートでしたが、絶対に高校には行きたいという強い想いを持ち続けたことで見事合格を勝ち取ることができました。ちなみにその生徒さんは、受験を終えて勉強に燃え尽きてしまうのではなく、むしろ〝高校ではもっと早めにスタートして、上を目指していきたい〟と高校入学後も引き続き英才にて大学進学に向けて通塾を継続してくれています。
大きな制度は数年に一度かもしれませんが、入試問題という点も含めると、高校入試は毎年何かしらの変化が起こっています。それを知った上で受験勉強や対策を行うのと、知らずに行うのでは同じ勉強量でも最終的には大きな差がついてきます。
入会するしないに関わらず実施している無料学習相談には、こういった受験情報や進路指導も含まれています。
受験情報やその対策について不安を感じている方は、英才個別学院こどもの国校までお気軽にお問い合わせください。