2023.10.07 | 学習アドバイス
小5算数、中学校の学習にどう繋がるか
小5算数、中学校の学習にどう繋がるか
東京都杉並区永福町の個別指導塾、英才個別学院です!
前回は小学5年生で教わる算数単元が、中学校に行っても大事だよという話をしました。
今回は具体的に、小5の算数が中学でどう使われるのかを見ていきましょう。
・計算(特に分数)
中学1年生の最初は計算から始まります。
計算は練習すればするほどできるようになるもの。
しっかり学習していれば最初のテストで高得点を狙える分野ですので、得意にしてしましょう。
さて、計算でも特に練習をしておいてほしいのが分数。
四則演算が出ますので、たし算・ひき算の通分、かけ算の約分、わり算の逆数が分かっていないと苦労します。
こちらはある学校の中1の最初の定期テストですが、
(中学範囲のものはありますが)分数の解き方が分かっていないと苦戦しそうな分数の計算が出ているのが分かると思います。
さらにだんだんと小数を分数に変えて計算したり、2学期あたりに行う方程式では速さを分数で表したりと、分数の計算がポイントになってきます。
分数に苦手意識があるお子さんは今のうちに復習しておきましょう。
・平均、単位量あたり
中学1年生の最初の単元は「正負の数」です。
その応用問題(文章題)として出されるのが平均を扱った問題。
例えばこちらはある中学校の1学期最初の定期テストで出た問題。
得点の移り変わりを正負の数で表し、全体の「平均」を聞く問題があります。
良く出される応用問題です。
他にも一週間の気温の上下を+-で記録した表や一週間の売上を+-で表した表を見ながら、その週の気温や売り上げの平均を出していく、といった問題が良く出されます。
その時になって、「平均って何だっけ?」なんてならないようにしておきましょう。
・割合
「正負の数」に続く「文字式」や「方程式」に出てくる考え方。
食塩水、損益などの応用も出てきますのでしっかり確認しておきましょう。
また理科の化学分野でも水溶液の「濃度」などで割合の考え方が良く出てきます。
・速さ
方程式の文章題で速さの問題が出てきます。
単位の変換にも気を付けましょう。
・単位
文字式、方程式、その先の図形でも必要になってきます。
・図形の公式
三角形の面積、台形の面積、円周や円の面積などは改めて中学校で学ぶことはありません。
つまり、「知っていること前提」で問題を出してきます。
確かに基礎中の基礎なので、「授業でやらなかったから」という言い訳は通用しないかもしれません。
小学5年生の皆さんはちょうど2学期に平均、単位量あたり、割合を学習しています。
少しでも不安がある場合はしっかりと復習の時間を取りましょう。
実は中学生の問い合わせをよくよく聞いてみると、小5あたりから躓いているお子さんが多いことに気づかされます。
小・中の学習は積み重ねが大事ですので、今のうちに苦手を克服しましょう!
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