2021.03.03 | 課外授業
【「ゲームにはまって勉強しない」を考える】「賢い」とはどういうことか
「うちの子ゲームばかりして勉強しないんです」
という話を聞いて私が思うこと。
②なんでプレーヤーからクリエイターに回らないの? → 「賢い」とはどういうことか
その昔、とある声優さんのインタビュー記事を読んで感じたこと。
ひとかどの人間になる人は「賢い」んだなと。
賢いというのは、作られた世界(この方の場合はアニメ)と現実の違いを認識する能力が、幼いころからあるということ。
その方も幼いころにご多分に漏れずアニメにはまっていたそうです。
「自分があのキャラクターになるにはどうしたらいいんだろう?」
と真剣に考えた結果、声優を志したと言います。
一般ピープルの私は、アニメやドラマの影響を受けてもその登場人物のまねをして終わりでした。
衣装やおもちゃを手に入れて満足する「消費者」にすぎません。
自分が「作る側」に回ることで、好きなことをしながら(もちろん大変なことはたくさんあると思いますが)現実世界でも生きていく術を持つことができます。
ゲームに熱中するだけでは、自分の時間とお金を奪われるだけで生産的な時間ではありません。
せっかくなら制作側に回ってみるとか、プロゲーマーになるとか、ゲーム実況をするとか、何か身になる行動に移せばよいのになあと感じてしまいます。
我々は賢い誰かの掌で転がされていないか?