【新入生】送る言葉は「えぽけー」

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【新入生】送る言葉は「えぽけー」

2024.04.06 | 課外授業

【新入生】送る言葉は「えぽけー」

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【新入生】送る言葉は「えぽけー」



東京都杉並区永福町の個別指導塾、英才個別学院 永福校です!



新学年がスタートしました。

心機一転して何かに取り組みやすい時期ですね。



前学年、出遅れてしまったと感じている生徒さんも大丈夫です。

これまでの復習をしっかり行い、来週からの新学期に備えましょう。



さて、勉強のモチベーションが上がらない理由の一つに「何のために勉強するのか分からない」というものが挙げられると思います。



これに関しては様々な過去記事で触れていますのでぜひそちらをご覧ください。

基本的に、塾生で私にこの質問をする生徒さんに対しては「まずはブログ読んで」と言っています。

本当に悩んでいるのであれば本やネット記事やSNSや動画でそのことについて調べ、情報を得るはずです。

それらをしていないということはつまり、そこまで真剣に考えたいわけではなくて、ただ単に目の前の勉強が面倒くさいから逃げているだけでしょう。



さて、私なりの「なぜ学ぶのか」ということに対する答えですが、ざっくりいうと、「経済的な自立」と「精神的な自立」をするため。



1、経済的な自立とは
仕事を持つ、仕事をし続けるということ。

そのために必要なことは、言葉や文章で発せられた相手の考えや想いを「理解する力」と、自分の考えや想いを相手に「伝える力」、時代や社会の変化に合わせて知識や感性をアップデートしていく「学び続ける力」ではないでしょうか。



相手を理解し、自分を理解してもらう。

この繰り返しで信頼関係が生まれ、他者と調和を保って生きていくことができます。

他者と調和を保つことができれば仕事が円滑に進んで経済的に豊かになります。



2、精神的な自立とは
さまざまな価値観や考え方に触れることで人生についての感度が深まり精神的に豊かになります。



例えば何か困難に立ちあったとき、それを壁だと思って挫折するのか、自分を成長させてくれるステップだと考えるのかはその人の解釈次第です。

この「解釈力」を身に付けるためにはもちろん自身の体験は大事ですが、先人たちの知恵や理論を知っておくことで前向きな気持ちになりやすくなることもあるでしょう。



勉強する目的はつまるところ、頭と心を磨くことで豊かな人生を歩むため、ではないでしょうか。



そしてそれら「理解する力」「伝える力」「学び続ける力」は学校の勉強を通してある程度身に付けられるのではないか、そう思い教育業界に足を踏み入れました。



他者の知恵を借りるためには様々なことを学び続ける必要があります。

その学びのための基礎学力が、実は若い頃の学ぶ姿勢によって培われるのではないか、そう思います。



したがって、学生諸君が今やっている何気ない計算問題や暗記すべてが、自分の将来を切り拓く武器につながっていると信じます。

しかしそうはいっても勉強中の人々にとっては毎日が辛いというのも分かります。

私も勉強(学校で教わることだけではないのですが)が大事だったなあと実感したのは大人になってからでした。

今やっていることに意味はある、しかしどう役に立つかは学生時代の「今はまだ分からない」。

「今はまだ分からない」ことに関しては、「素直に受け取る」ことをお勧めします。



フッサールという実存主義の哲学者が「エポケー(判断の保留)」という言葉で教えてくれています。

未知のことは「そういうものなんだ」とまず「素直に」受け取る。

意味はだんだん分かってくる、ということです。



今やっている、一見無駄に見える苦しいこと、辛いことが、後から振り返れば、「あれがあったからこそ自分は成長できていたのだ」と気づくことは、大人になるとよく分かります。

むしろそんなものばかりではなかったのではないかと思います。



APPLEの故スティーブ・ジョブズの言葉です。

「将来をあらかじめ見据えて、点と点をつなぎあわせることなどできません。できるのは、後からつなぎ合わせることだけです。

だから、我々はいまやっていることがいずれ人生のどこかでつながって実を結ぶだろうと信じるしかない。」



頑張れ、新入生!







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