永福校ブログEIFUKU BLOG
2023.05.06 | 課外授業
【チャットGPTで推薦書類を書いてみた】すごい! けど感じた留意点は2つ
【チャットGPTで推薦書類を書いてみた】すごい! けど感じた留意点は2つ
東京都杉並区永福町の個別指導塾、英才個別学院 永福校です!
本日より授業再開です。
元気な姿でお会いしましょう!
さて、遅ればせながらchatGPTを使ってみました。
スピーチや都立入試の小論文のテーマなども、あっという間に文章が作成されて時代の進化を感じました。
推薦入試でよく出される問題を聞いてみると、どれももっともらしい文章が・・・。
事前課題がある学校は気をつけなければいけませんね。
そんな中、「やはりここは人の手を介さないとだめだなあ」と感じた箇所が2つ。
1、「なぜ」の部分
2、体験談の部分
1、「なぜ」の部分
例えば「あなたにとって心理学を学ぶことはなぜ必要か」といったような心理学科の推薦課題への解答。
一見もっともらしい理由をいくつか書いてきますので、「ああ、そういう視点で書いたら面白そうだな」というヒントにはなります。
ただ、あなたが「なぜ」そう思ったかは自分で考えて書かないと薄い文章になってしまいます。
例えば「自己理解の深化につながるから。それによって自分自身の行動や感情についての理解が深まり、よりよい人生を送るためのヒントを得ることができる。」というようなことが書いてありましたが、「なぜ」自己理解をしたいと考えたのかの理由を掘り下げることは自分で行わなければいけません。
何がきっかけで心理学を学び自己理解を深めたいと思ったのか、そしてそれを将来どう生かしたいのか、あなたにとって「よりよい人生」とは何なのか、ということは自分の頭で考える必要があります。
2、体験談の部分
それに伴い、そう思ったきっかけとなる「体験談」を思い出す必要があります。
うまく人とコミュニケーションを取れなかった経験がある、家族が鬱になってしまってどうにかしたいと思った、など、学問を志すきっかけとなった出来事があるはずです。
これは機械では作れないあなた独自の視点です。
もっともらしい文章を考えてくれて、様々な視点を与えてくれるAI。
そこに加えるのは、そのもっともらしい理由に「なぜ」そう思ったかという自分の意見と、そう思ったきっかけとなった「体験談」。
ノウハウを機械に頼れる時代だからこそ、「体験」と「思考」がますます必要になってくるのではないかと感じました。
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